鶯谷中学グローバル受験について解説 英検®︎準2級を小学生で目指そう
こんにちは、英語専門個別指導クオリアの中島です。
この記事では鶯谷中学のグローバル入試についてまとめています。
鶯谷中学校は、岐阜県下最古の伝統を誇る私立進学校で、中高一貫教育を行っています。
また、鶯谷中学はグローバル教育という名のもと英語教育にも力を入れており、「グローバル受験」という受験方法があります。
この記事ではそれらについてお話していきます。
鶯谷中学のグローバル教育について
鶯谷中学はグローバル教育に力を入れており、英語を通じて国際的に活躍できる力を養う教育を実施しています。
グローバル教育の一環として、イギリス生活体験研修旅行やアメリカ生活体験学習、グローバルリーダー ジュニアプログラム、グローバルリーダー シニアプログラムなどのプログラムを実施しています。
また、英語の基礎力を高めるために、音読・暗記・多読、英語の音声に慣れるための学習プログラムを行なっているようです。
そのような背景から英語に強い生徒を少し優遇しており、一般的な受験方法のほか「グローバル受験」という英検®︎等の取得級に応じて得点を加算してもらえる受験方法があります。
この受験方法を使えば、英語が得意な子はかなり有利になるといえるでしょう。
鶯谷中学グローバル受験とは?
グローバル受験とは、英検®︎などの保有級によって点数が加算される受験方法です。
具体的には以下のような得点が加算されることが公表されています。
英検®︎1級 | 100点 |
英検®︎準1級 | 95点 |
英検®︎2級 | 85点 |
英検®︎準2級 | 75点 |
英検®︎3級 | 65点 |
英検®︎4級 | 55点 |
ウーン、1級と準1級の努力と点数の差が全く割に合わんのが気になりますな...(笑)
合格最低点が150点ということなので、英検®︎準2級までを保有していると半分の得点がもらえます。
すなわち、「国語と算数(各100点)で40点ほど取れれば合格できる」ということです。
加えて社会、理科の科目は受験科目になりませんので、努力量としてはかなり楽になるでしょう。
TOEICやTOEFLでも点数換算となるようですが(おそらくCEFR基準)、これらの試験よりも英検®︎の方が簡単なのであえてそっちで点を取る必要はありませんね。
鶯谷中学のグローバル受験をお考えの方へ
英検®︎準2級のレベルはどれくらいかというと、大体、「高校生初級〜中級」といったところです。
語彙力としては、約2,600〜3,600語ほどになり、日常会話に必要なレベルと定められています。
これだけを見ると、小学生でこの級に達するのは相当難しいんじゃないかと思われがちですが、意外とそんなことはありません。
一応、今年からスタートした当塾の準2級合格実績ですが、すでに
クオリア 2023年度実績
- 小学6年生での合格者が2名(1次合格も含めると3名)
- 小学4年生での合格者が1名
- 中学1年生ですが、4月に入塾、7月の3級合格から3ヶ月で準2級に合格(1次)
という実績が出ております。
3級を既に持っている生徒であれば、早くて1年、かかっても2年あれば合格は達成できる感じです。
現在4級くらいであっても2−3年あれば到達できるレベルだと思っています。
決してめちゃくちゃスパルタでやっているわけではなく、むしろ授業中にゲームをしたり、一般的塾に比べるとユルい方だと思いますが(笑)、それでも合格に必要なことを正しくやれば短期間での合格は可能です。
まとめ
鶯谷中学を受けるのであれば、英検®︎を使った「グローバル受験」が一番簡単だと思います。
グローバル受験で狙うのであれば、おそらく周りも英語に強い生徒たちが集まってくると思うので、「英検®︎準2級」の取得は必須と言えるでしょう。
「小学校で高校レベルの英語試験に合格できるのか?」という質問に関しても、「十分可能」とお答えできますし、結果も出ております(詳しくは合格実績をご覧ください。)
もし、もし鶯谷中学の入試をお考えであれば、是非一度ご相談ください。